愚行録
今になってわかること。
昔はよく分からなかったけど、20歳の今、やっと分かってきたこと。
ドラマの中の言葉とか、本の中の台詞とか、全て物語だから少し素敵に書いてあるのかと思ってた。
そんな言葉たちが、心の奥底から湧き上がってくることがあります。
なんというか、こんな気持ちって本当だったんだ、こんな言葉を本気で思って使う日が来るとは思ってなかった、って感じです。
昔からちょっと洒落た言葉が好きで、幼い私がませていたのかもしれない。20歳の私もまだオトナからは程遠い。
でも最近、自分の思考の変化を著しく感じます。
私ってこんな考え方するようになったんだ、こんなこと言うようになったんだって。良いことかもしれないし、悪いことかもしれない。
でも、子供の純粋な気持ちが理解できる大人になりたいと願う私にとって、その変化の過程を客観的に捉えられたのはプラスかな。
今のこの不思議な感覚、声変わりが始まり思春期に入ったことに気付いた少年の甘酸っぱくて切ない気持ちのよう。理由の無い胸の苦しさに涙がこぼれ落ちそうになる。
ただ忘れないように。こういった類の気持ちって、脆くてふわふわしていて、すぐに消えてしまうものだから。夢に呑まれる前にここに残しておこう。
おやすみバンクーバー。
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